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安久津太一(バイオリニスト) 

 1978年東京生まれ。5才よりスズキメソードでヴァイオリンを始める。公立中学校での合唱や音楽鑑賞の体験、そして都立日比谷高校のオーケストラ部の活動で音楽の虜になり、以来オーケストラ奏者を夢見て練習に励む。東京音楽大学器楽科ヴァイオリン専攻卒業後、2000年に単身渡米。マネス音楽院を経てマンハッタン音楽院大学院オーケストラパフォーマンス専攻終了。在学中はヴァイオリンをニューヨークフィルハーモニックの名コンサートマスターとして名高いグレンディクテロウ氏に師事する。

 2006年にアメリカを代表する指揮者マイケルティルソントーマス氏率いるニューワールド交響楽団の首席奏者に抜擢され、カーネギーホールでのヨーヨーマ氏との共演を始め、3年間の在団中に300回以上の公演を経験する。在団中には楽団主催のアウトリーチ活動の一環として、多くの公立学校訪問や国際交流の演奏やワークショップを手がける。音楽教育の分野ではセントラルパークでの生徒達とのストリートパフォーマンス、ハーレムの幼稚園での幼児音楽やヴァイオリンの体験型授業実践、マイアミの地域の音楽教室での青空教室など、そのユニークな指導には定評がある。

 2011年ニューヨーク市立大学大学院音楽教育専攻を修了し、10年ぶりに帰国。現在は東京学芸大学連合学校教育学研究科博士課程(後期3年のみ)に在籍し研究を継続する傍ら、星槎大学客員研究員としてツルセミバイオリンクラブの立ち上げや横浜市キッズクラブでのヴァイオリン体験開催などに精力的に取り組んでいる。質の高い音楽教育を目指して、国際学会発表やワークショップ、学会誌への論文投稿も積極的に行っている。

 

Profile

(ニューヨーク市立大学リーマン校提供)

 
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